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ギバーになったつもり

〇〇のために

誰一人として、助けてあげたい存在価値の人間はいないと思っていてます。ちょっと驚きなタイトルにしてみたのは、ギバーの偽善の部分をお伝えしようと思います。例えば、親が子を思う気持ちは愛でしょうか?愛とは見返りを求めないのですよね。でも、親の悩みは自分の思い通りにいかないことにイライラしていたり、過去の自分の経験と未来への不安からくるものです。自分の時間がないとか、家事に追われてい辛いとか。確かに辛いと思っていれば、辛いのだと思います。『休めばいいじゃない?』『優先順位を決めてゆっくりしたらいいじゃない?』と私は思うのです。疲れた、助けてと言ってもいいのです。いつでもあなたは選べると言うことです。いつでもあなたが決めていると言うことです。子育ての困難さは、特性のあるなしも関係はないと思っています。人間は自分で自分の人生を選んで生まれてきたのですから、超えられない試練はない、ピンチは豊かになるためのチャンスと解釈をすると人生は軽やかに、苦難を楽しめる人生になっていくのです。

親の責任

『この子のためを思って・・・親の責任がある』

私はへーそうなんだ・・・と思うわけです。親の責任があるとするなら、子供を授かったことへの喜びを愛と感謝で子供に伝えることだと思っています。そして、安心安全な環境を整えることは愛に含まれているかなと思っています。ここで、お断りをしておきます。これは間違いなく修行であり、捉え方を間違えると苦行とも思えてしまうのが子育てです。誤解がないようにお伝えしておきたい事は、決して私が完璧にできているとは1ミリとも思っていないと言うことです。未熟な自分の行動に自己嫌悪になり反省することばかりです。一つだけ自分を認めてあげるとするならば、私には覚悟がありました。彼の未知の可能性を最高潮に光を放つように応援したいと思っていました。妊娠する前からの私の人生の楽しみであり、それは常に私のためにしたいこと、子供と一緒に学んで、楽しみたかっただけなのです。
そこで、この子のためを思って、本当ですか?と言うことです。責任の意味を調べてみると、結果について責め負うこと、特に失敗や損失を責め負うこととあります。親の責任とは子供に失敗させてたくない、失敗は悪いことだと思っているのです。まして、特性があれば未完成人間のように思ってしまうのが人間です。人間は愚かです。生まれたばかりは、あの世から来たばかりなので純粋であり、すべてが愛そのものです。歳を重ねていくと現実は競争と批判にあふれ、純粋な愛そのものを忘れてしまうのです。愛を思い出すための経験が人生とするなら、すべての出来事は成功であり、素晴らしい体験だと捉えたなら幸福感を味わえるのです。
人間は心から望んでいることであれば自ら動き出します。人間は1歳ごろ、親に『一人でしっかり、歩きなさい!』なんて言われなくても、子供は目をキラキラさせて試行錯誤をして歩こうと挑戦するのです。そんなことを言う親もおそらくいないでしょう。親が子供の代わりにトイレに行けないように、くしゃみをしてあげられないように、代わりに行動してあげることは何もできないです。フィジカルに身体を動かすことと思考、脳を使って考えることは同じ筋肉運動です。だから親が子供の夢や願望、なりたい自分を思考してあげることもできないのです。それは人間は一人一人違う肉体と魂があり、大宇宙に個々でつながっているからです。これは究極の宇宙の法則なのです。親ができることは、愛と感謝を伝えていくことです。『できるよ。すごいな〜。感心しちゃうな〜。』と優しく包み込むような声をかけていくだけです。すると、自然と子供が自分の使命を見つけていくことができるようになります。命の時間を使うことができるのは自分自身ということなのです。

教育の価値観

これまでの教育の価値観では、学校のテストで100点を取ることが良いことでした。成績が悪いことは、将来の可能性が閉ざされたように。子供が70点、80点の答案を持って帰ってくると、親は『なんで70点なの、100点じゃないとダメ!』となります。子供も褒められたいから、必死で競争に参加しなくてはと自分の心を傷つけていくのです。そこでの親の反論は、この子はやればできるのに怠けているから腹が立つの!とおっしゃる方もいます。なるほどです。ですが、この子のためにと思っている目的とはかけ離れた言動であると気づくことが大事です。もし、本気で子供の幸せを願っているのなら、どのような言葉で心のエネルギーチャージをすれば良いのかを考えてみることです。

生まれたばかりの子供に対して、この子は呼吸をするのはあまり上手ではないはね。50点とか、歩くのが遅いから30点とか思ったりはしていなかったはずです。1日を泣いたり笑ったりしながら、共に過ごせていることに幸福感を味わい、愛と感謝を感じていたはずです。毎日、ほっぺにチュチュして可愛い、可愛いと心から愛の言葉をかけていたはずなのです。愛と感謝を伝えていくと、人間は人の役に立ちたいと言う気持ちが溢れてきます。愛を十分受け取っている子供は『ない』と言う不足感や恐怖、さらに不安、不満が消えていくのです。これから教育の価値観が大きく変化していきます。物質的な価値観が優先される世界が終わるを告げ、精神性が重視される世界です。新しい時代は、人間しかできない仕事に変わっていくのです。今の子供達が大人になる頃は65%が今までにない業種が生まれると言いわれています。これからの教育は、人間が本来持っている能力、想像力、うちなる声を聞き、直感力、洞察力、テレパシーを育てることが必要となるでしょう。それはAIができない仕事を人間がすることになるという新しい時代に入ったからと言えそうです。

赤ちゃんの偉大な力

 

NICUのナースから教えてもらったことです。我が家の息子くんは、超低体重で生まれたので約4ヶ月の入院生活をしていました。赤ちゃんはお母さんの気持ちを100%感じることができるので、離れていてもいつも笑顔で過ごしていて欲しいというのです。ママがハッピーだと赤ちゃんが生きる意欲が湧くからだそうです。見えないテレパシーは、まるでWi-Fi のように距離など関係なくしっかりつながっているということです。また視力が弱い間は、臭覚でママを探しているとも聞いた事はあります。特に何千人の新生児とママに出会ってきたナースの言葉は重みがありました。
ここで言えることは、誰もが生まれながらにして持っていた能力、見えない力、テレパシーを持っていたということです。これが、七田 眞先生のおっしゃる右脳教育は7歳までにすると有効であること時共通しています。見えない情報を受け取るのは、論理的思考を司る『左脳』ではなくて、『右脳』だからです。右脳は外からのあらゆる情報を、波動でダイレクトに受け取りイメージとして認識します。その波動がドーパミンを生み出しいわゆる『ワクワク感』を生みます。そして ワクワクしていると『好き』の信号は快感を起こし、行動が生まれるわけです。最強の人間の能力だと思いませんか?ここで、とびきりの朗報があります。そもそも、人間が持っていた能力なのですからトレーニングをすると直感やひらめきの力がいつからでも飛躍的に向上することができるのです。
次に直感やひらめきから得られたアイデアを生かした、思考回路、行動パターンになっていきます。最後には、まだ起きていないこと。もの言わぬ相手が考えていること。今ここではない次元の情報。それらをキャッチして最高に豊かな未来を想像していくことができるのです。
これまで学校や職場で求められてきたものは、目に見える試験やビジネスの成果といった左脳的な競争力が主体でした。人間の価値観もそれに沿ったものになりがちでした。しかしこれからは、イメージを活用することで、一人ひとりの世界は個性化し、一段とバラエティーが豊かな幸せのあり方が生まれてきそうですね。私はこれからますます多くの人たちが潜在意識の力に目覚め、最高に豊かな人間の進化を体験していくと確信しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考文献・引用文献 超感覚脳 七田 眞