

自分の人生の脚本家になる
眠ってる生き方
昭和生まれの私は大きな時代の変化を目の当たりにして今思うことがあります。誰もがテレビの魅力にどっぷりと浸かり、自分にもドラマチックな人生が送れると思い込んでいました。でもそのカラクリにやっと気づき、自分の人生の脚本は自分で作らなければならないということです。私もあのようになりたいな、私だってなれるのかな?なんて人を羨ましく思いながら、指を加えて待っていても現実は何も起こらないということを知ったのです。眠っている生き方とは、目の前に出来事に一喜一憂して、外の現実に対して幸せになったり、不幸になったりと私は自分軸というものが無かったのだと思います。
24歳の時に出会った本 信念の魔術には
いったん自分で、試みようと決意するれば、驚くことを成し遂げる偉大な力を身につけることはできるものだと
その言葉の力 思いは実現するということを知って、そんな簡単なことで?と思いながらもドキドキと舞い上がってジャンプしたいぐらいでした。長い土の時代は、重たい掟がたくさんあり、お金を稼ぐことはとても辛くて大変だという思い込みの大きな壁がありました。そんな不純な思いから、楽しいことを選んで生きているつもりが、楽な生き方とは、ベストを尽くさない生き方と勘違いをしていたようです。お金を稼ぐのは、できれば男の人の仕事でエリートと結婚できれば幸せになれると信じていたのです。そのような勘違いは、自分が自信のない人間であったということも思い知った20代でした。
夢が教えてくれたこと
本当の自分の幸せを考え始めて、どんな未来にしたいのかをイメージし始めたのです。25歳ごろによく見た夢は海外でブロンドヘアーの友人らしき人と英語で話をしているシーンです。英語で私も話しているのですが、話してるにも関わらず何を言っているのかさっぱりわからない。(笑)とてもおかしな夢でした。あまりもリアルだったことを今でも思い出せます。夢は、私の潜在意識がキャッチした情報を夢の中で見せてくれたのだと思います。リアルだということもそうですが、実はあまりにも嬉しくて、この話を話したのです。その友人はすでに英語がペラペラの帰国子女で、アメリカ人の彼氏がいる友人でした。でもその彼女が一言。
へーみっちゃんそうなるんだね。
と言ってくれたのです。今でもその時のことを思い出します。よく正夢になるには、人に話をしない方が良いと聞いたことがあります。それは話し相手に 『そんなの叶わないよ。』と言われたり、言われなくても、そう思う人がいたらそのようになってしまうという原理です。彼女は高校生からアメリカに単身で渡り、すごく勉強をして英語を習得した優秀な友人です。でもそんな彼女が、素直にそうなると言ってくれたのです。英語の成績が赤点レベルの私だということを彼女が知らなかったことも幸運でした。今は音信不通になってしまいましたが、あの夢のような現実を今生きているよということを彼女に伝えたい思いがあふれます。きっと、この思いがまたいつか彼女に会えるのではないかと信じています。
テーマを決める
私は24歳の時になりたい自分としたい事と出会いたい人など色々と書き出していました。ほとんどがすべて叶っています。そして人生の計画表の立て方としては、10年ごとに大きなテーマを決めていたのはとても良かったと思っています。
20代 思えば叶うの実験
30代 子育て大満喫
40代 人生後半の準備を始める
50代 人生の使命に生きる始まり
という具合です。このように決めていたことで私は大きく不安を感じることがありませんでした。いろんな面で守られていると実感もしていました。トリプルスター(難聴・脳生小児麻痺・自閉)の息子くんの子育てでは、未知の可能性を信じる力で彼はどんどん成長をしていきました。彼と出会い、二人で実践してきた実験はとても大きな成果となっています。人間はポジティブな意識だけをインプットすれば、不安や恐れネガティブのない人間になるということです。彼は愛と感謝にあふれています。『やりたいことはできるんだ!』と満面な笑顔で言うのです。挑戦すること、継続することを体感してそれをし続ける精神力があるのです。思いが現実を作るをこれからも一緒に楽しんでいきます。今後も皆様にもこの奇跡という軌跡をお伝えさせていただければと思っております。そして皆様の勇気と人生を最高に生きるヒントになることを心から願っていおります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引用文献 『信念の魔術』 クラウド・M・ブリストル