

大人になっても困らない
自分コントロール
視覚的なサポートをフル活用する
人間の脳はほとんど視覚的なことに使用されてると言われています。ということはいかに視覚的なサポートが有効的であるかということの証明になりますね。
たとえば、信号機の色がなく『赤です。止まってください。』だけだとします。きっと大変なことになりそうですよね。いつも怒っている人の顔を見るだけで、冷や汗が出たり、いつも優しい人が寂しそうな顔をしているとそれだけで声をかけたくなります。人間はそのように視覚から反射的に感情や想像力も働かせることができます。それをフルに活用して良い習慣を身につけてくことができます。
まず、小さな子どもには大きな計画表を壁に貼ります。午前と午後で分けるとわかりやすいです。そして、一緒に計画表に『絵カード』を貼っていきます。字が読めなくても『絵カード』を貼るとすぐ理解することができるのです。前日に一緒に次の日の朝の計画を立てるのも良いですね。後に数字の1から12を教えていきます。短い針が8になったら本を読むから、それまでおもちゃで遊んでいてね。と伝えてみてください。すぐ理解できない月齢であっても、絵カードを見せればわかるようになります。子どもはみんな天才です。伝わるように伝えてあげるだけなのです。
実践してみよう
子どもが良い習慣を身につけていくには大きなポイントがあります。
『同じ時間・同じ場所・同じことをする』
人間の脳はくり返しが大好きです。良い習慣はくり返すことで定着することができるのです。良い習慣は必然的に悪い習慣を追いやることができます。まずシンプルに、歯磨きはベットルームではしないですよね。それと同じことを他の習慣でも、時間・場所・する事を決めていきます。食事・寝る・遊ぶ(学ぶ)、 人間の3大欲求を幼少の頃からしっかりと習慣化することで、心が安らぎ心身のバランスが取れてメンタルの強い子に育ちます。
『こんなにきっちりしてたら、こだわりが強くなりませんか?』
そのように思われる方もいるかも知れません。臨機応変で対応をすれば良いだけです。用事があり、いつも遊んでいる時間に病院に行かなくてはいけないこともあります。予定は時には変わることもあると事前に伝える習慣を大人が身につけます。子どもに予定を伝えていないと子どもに駄々をこねるチャンスをあげてしまうことになります。ルールや約束事も明確に理由をしっかりと伝えることが必要です。これは子どもに敬意を払う行動とも言えるからです。
やる気スイッチを習慣化
〜すれば → 〜になる ということをまずは親が意識していくことから始めてください。幼少の頃は親の判断でいろいろと決めていきます。ですが、子どもは大人になったら、自分で自分の人生を決めていくのです。学び方を習慣にする方法は体得していくことが一番です。そして人間の生まれ持った能力を発揮するために何が最善なのかを大人が子どもに伝えてることが大事です。おおよそのことはトレーニングで身につけることができるのです。
見落としがちなのは時間帯です。人間は朝、 目覚めてから30分後が一番脳が働いています。必然にお勉強の習慣は朝が一番であることがわかります。幼児の睡眠時間は年齢にもよりますが10時間から12時間です。ぐっすり寝れる子にするにはたくさん遊び、学び、食べることですよね。幼少時代に関わらず、中高生になっても9pmには寝る準備に向かい、10pmまでには就寝する習慣をつけると脳がフル回転エンジンのように活躍してくれるのです。10pmから2amの間に熟睡できていると、昼間のパフォーマンスが3倍以上になるそうですよ。もちろん大人になっても成功者は朝方であることは有名な話です。
最後までお読みいただきありがとうございました。