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伝え方・言語はたったの20%

目に見える情報量はこの10年で530倍

情報過多の社会で、ほとんどの情報は無視されます。自分にとって都合の良いことや、今までの常識と思い込みはマイナスパワーの方に人は引っ張られてしまうのです。なぜかというと、生まれた瞬間から成長へ向かうという考え方と、死に向かうという考え方の両極がはじまっているからです。そして、紛れもなく、人の人生は目に見える情報量からいくと、老いる時間の方が長いのです。ですから、いかに意識的に自分の思いを成長にフォーカスするかで人生の輝きが違ってくるのです。

目に見える情報を信じてしまうのも、脳のほとんどが見ることに使っているからとも言えます。

潜在意識を動かす脳は右脳

ただ、すべてが人の思いで創造しているなら、すべてはあなたの手の内にあると思うのです。わが家のトリプルスター(難聴・脳性麻痺・自閉)は私が思っている以上にいろんなことを受け取ることができています。発語が少ないからこそ、私の思いや周りの人の感情をよく理解しています。言語脳は左脳と言われていますので、特性のある子は右脳の方がフルに働いているだけなのです。マイナスに注目するのか、プラスに注目するのか。すべて解釈の仕方で思い方が変わっていくのです。

『奇跡の人』はサリバン先生であるのは有名な話

ヘレン・ケラーの家庭教師であった『奇跡の人』はサリバン先生です。ヘレンケラーとサリバン先生の愛が三重苦を克服して偉業を成し遂げ、歴史に名を残した奇跡です。三重苦のヘレンにどのように教えたのだと思いますか?間違いなく、言葉以外ですよね。だって聞こえないのですから。点字やその他いろんなテクニックを駆使したのは確かです。ですが、サリバン先生が未知の可能性を信じていなければその行動もなかったのだと思います。

私が思うのは奇跡は彼女たちだけのものではないのです。潜在能力は人間の誰もが持っている力なのです。その力は、伝え方を工夫すれば顕在意識の3万倍のパワーで潜在意識が動き出します。

誰もが選べるのに、誰もが盲目になりやすい目に見えない思い

コミュニケーションに使う言葉はたったの20%です。それ以外のボディーランゲージや感じる直感力を働かせる方がよっぽど脳の力を使っているのです。まずは、未知の可能性を信じる思いが愛となり子どもに伝わります。人間は思いに応えたいと本能的に身体が動くのです。いくら知的障害があると言われていても、良いことと悪いことを教えていくことはできます。

サポートの仕事をしていると、こんなことがあります。『家ではできないけど、先生とはできるんですよね。』とおっしゃるお母さまがいます。その時はこう答えます。

『お母さまはそう思われるのですね。』

それが答えなのです。もちろん、日々いろんなサポートや兄弟の育児がある中で気持ちは十分理解できます。ですが、『家ではできない』と決めているのでそのようになるだけです。

私も辛いこともあり、これも引き寄せたのかなと思い泣き続けた日もあります。ですが、そのことを客観的に見れば乗り越えられない試練はやってこないと実感しています。その辛い出来事さえも、学びであり、感謝であり今となっては人生の輝きと思えることに変わっていくのです。すべて自分の思いで過去さえも変わっていきます。間違いなく、未来もあなたの思いで創造していくことができます。

あなたは何を成し遂げたいですか?たった一度の人生です。

その思いがあなたにとって必要な情報を必ず引き寄せます。そこからはじまる、できる事にフォーカスをして楽しんでいくだけです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考文献・引用文献  伝え方が9割  佐々木圭一