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ナースが教えてくれたこと
最強の絆の作り方

特性がある子でもない子でも、親や大人の話を聞けない子と聞ける子がいます。学校へ行ったら、注意が聞ける子と聞けない子の違いはなんでしょうか?それは信頼関係の具合によるところかもしれません。子供を一人の人間として、適切な対応をしてきたかということです。なぜなら、信頼関係は安心感から生まれるのです。

そもそも、同じ人間でまっさらのまま生まれてきたのです。ですが、かわいさあまりに親の都合でわがままを許してはいなかったでしょうか。でも、それは遅かれ早かれ親や大人が教えていけば良いことですから、まったく心配する必要はありません。人間は最終的には自分のなりたい人間になることができます。

ただ、もし3つ子の魂百までを有効的に活用して最強の絆を作れることができるとしたら、その実践法を試してみたいと思いませんか?そこで、私がNICUのナースから教えてもらったことをシェアしたいと思います。

息子は未熟児で生まれたので、産後すぐに抱っこしてあげることができませんでした。産声も上げず、延命治療のために保温シートに包まれて、NICUに運ばれました。そのような理由から、未熟児の子と母親との間に絆を築くのが困難な場合があるというデーターがあります。それが理由かは今となっては分かりませんが、ナースから教えてもらったことがあるのです。

『あなたの幸せが子どもの幸せだからそのことを覚えておいてほしい。あと、3つだけお願いがあるの。この子と同じ時間に同じことをしてほしい。この子が寝ている時はなるべくあなたも寝ること、そして休息をいっぱいとること。次に、私たちがこの子にミルクをあげる時間にあなたは搾乳をしてね。あなたたちは離れていてもテレパシーでつながっているのよ。そして一日一回以上、同じ時間に会いにきてあげて。これからしばらく離れて暮らすのは辛くて、寂しいこともあるかもしれない。でもあなたとこの子は愛の絆で結ばれているからね。』

テレパシーでつながっているという意味はすぐ理解することができました。ナースの言った通り、夜の搾乳がとてつもなく悲しくて、寂しくて・・・地球に取り残された宇宙人の母になったぐらいに、知らぬ間に涙が溢れるのです。そばにいたいのに、そばにいられない寂しさと今にも破裂しそうな風船のように張った胸が猛烈に痛み、追い討ちをかけるようにいくら絞ってもたらりとしか出ない母乳・・・それでも一生懸命生きようとしている我が子のために必死でした。

そんな日々の後の生活だからこそ、最高に幸せな子育てをはじめることができました。毎日が遊園地にいるような気分で、眠くても、多少部屋が汚くてもへっちゃらでした。

そして、退院後も食べる 寝る 遊ぶ の時間をルーティン化して成長に合わせて継続していったというわけです。お陰様で、我が家のトリプルスターはいつも穏やかで超ポジティブ思考の幸せな青年に成長することができました。卵が先か鶏が先か?もしかすると我が家の場合は、両極の中で生き抜いたトリプルスターの卵が先だったのかもしれませんね。

まとめ

人間の本能 3大欲求(食べる・寝る・遊ぶ)を満たしてあげることは安全に生きることの保証のようなものです。ポイントは、特に食べる・寝るを同じ時間にすることです。その安心感が潜在意識にしっかりと入っていることで、その後やってくるであろう反抗期にも何ら問題もなくスルッとクリアできます。脳科学的に言われているのは、少々の反抗期はホルモンの変化による闘争モードに入るからだそうです。それは心身の変化への驚きと恥ずかしさを隠すためのことかもしれません。そのような場合は、一時的なことだと受け止め見守ってあげてくださいね。

前半も気になる方はこちらから

https://ameblo.jp/kirarioyako/

最強の親子信頼関係の作り方✨